万城目学 作家生活20周年記念 伝説のデビュー作『鴨川ホルモー』が豪華愛蔵版として登場!2026年6月22日発売決定
作家・万城目学氏のデビュー20周年を記念し、氏の伝説的デビュー作『鴨川ホルモー』の豪華愛蔵版が2026年6月22日(月)に発売されることが決定いたしました。本日2月27日(金)より、カドストをはじめ全国の書店や一部ネット書店で、この特別な一冊の予約受付が順次開始されています。
伝説的デビュー作『鴨川ホルモー』の魅力
2006年4月に刊行された『鴨川ホルモー』は、万城目学氏が第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家としての第一歩を踏み出した記念すべき作品です。この物語は、京都を舞台に、ごく普通の大学生たちが「オニ」と呼ばれる見えない存在を操り、秘められたルールに基づいて「ホルモー」という奇想天外な競技を繰り広げる青春群像劇として描かれています。
作品の発表当時、『鴨川ホルモー』は、その独創的な世界観と、ユーモアと熱狂が入り混じった物語展開で、瞬く間に読書界の話題をさらいました。京都という歴史と伝統に彩られた古都を舞台にしながらも、その裏側で繰り広げられる常識を超えた「ホルモー」の戦い、そして主人公の安倍をはじめとする個性豊かな登場人物たちが、恋や友情、葛藤を通して成長していく姿は、多くの読者を惹きつけ、熱狂的なファンを生み出しました。
万城目学氏の作品はその後、『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』、そして第170回直木賞を受賞した『八月の御所グラウンド』など、唯一無二の“万城目ワールド”として知られるようになりました。そのすべての原点に位置するのが、この『鴨川ホルモー』なのです。20年という時が流れてもなお、多くの読者に愛され、語り継がれる名作が、作家生活20周年の節目にふさわしい豪華な愛蔵版として、再び読者の手元に届けられます。
愛蔵版にふさわしい特別な装丁と内容
今回発売される愛蔵版は、作品の世界観をより一層深く味わえる、細部にまでこだわり抜かれた豪華な仕様が特徴です。
豪華な函と描き下ろしイラスト
愛蔵版は、金の箔押しが施された重厚感のある函(はこ)入りで提供されます。この函を彩るのは、『丁寧な暮らしをする餓鬼』で知られる気鋭のイラストレーター、塵芥居士(じんかいこじ)氏による描き下ろしイラストです。千年の歴史が息づく京都の街並みが緻密に描かれ、その上空からは、物語の鍵を握る「オニ」たちが縦横無尽に駆け巡る姿が、遊び心たっぷりに表現されています。このイラストは、作品が持つ幻想的でありながらもどこかコミカルな雰囲気を的確に捉え、読者の想像力を掻き立てるでしょう。

「京大青竜会」カラーを纏う本体デザイン
本体のカバーは、物語の中で重要な役割を果たす「京大青竜会」のチームカラーをイメージした、鮮やかな色彩でデザインされています。ブックデザイナーの佐藤亜沙美氏が手がけた装丁は、作品の持つエネルギーと、京都という舞台の魅力を融合させた、まさに芸術品と呼べる仕上がりです。金の箔押しと本体カラーのコントラストは、所有する喜びを一層高めることでしょう。万城目学ファンや本を愛する人々にとって、この愛蔵版は書架に飾るにふさわしい、特別な存在となるに違いありません。
新規書き下ろしエッセイ「二十年目のあとがき」を収録
愛蔵版には、初版刊行当時の「あとがき」に加え、作家生活20周年を記念して万城目学氏が新たに書き下ろしたエッセイ「二十年目のあとがき」が特別収録されます。この新しいあとがきでは、伝説的デビュー作『鴨川ホルモー』がどのようにして構想され、執筆され、そして世に送り出されたのか、その創作の裏側に秘められたもう一つの物語が初めて明かされるとのことです。作品を深く愛する読者にとっては、万城目学氏の創作の原点や、デビュー当時の心境、そして20年という歳月を経て作品がどのように自身の作家生活に影響を与えてきたのかを知る、貴重な機会となるでしょう。
著者からのメッセージ
今回の愛蔵版発売にあたり、万城目学氏からは次のようなコメントが寄せられています。
「まだ何者でもない二十九歳の若者が試行錯誤の果てに書き上げた、阿呆の火が燃えたぎる作品。それが二十年後に愛蔵版が世に出るなんて、著者含め、誰ひとり想像していなかったはず。うれしいです。」
このコメントからは、若き日の万城目氏が全身全霊を傾けて作品を書き上げた情熱と、20年という長い年月を経て、その作品が多くの読者に愛され続けていることへの深い喜びと感慨が伝わってきます。「阿呆の火が燃え滾る作品」という表現は、『鴨川ホルモー』が持つ、常識にとらわれない奔放なエネルギーと、若者の純粋な熱量を象徴していると言えるでしょう。
作品のあらすじ
「このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!!」
このあらすじからは、京都という舞台で繰り広げられる、青春の甘酸っぱさ、奇妙な「ホルモー」という戦いの熱狂、そして魑魅魍魎が跋扈する幻想的な世界が融合した、予測不能でエネルギッシュな物語の片鱗がうかがえます。新入生が偶然手にしたビラから始まる、非日常への扉。そこで出会う個性的な仲間たちとの交流や、淡い恋の行方、そして古都の祭りを背景に展開される「ホルモー」の壮絶な戦い。読者は、そのすべてを通じて、若者たちの成長と、京都という街に秘められた奥深さに触れることができるでしょう。
書誌情報と予約について
『愛蔵版 鴨川ホルモー』の詳細は以下の通りです。
-
作品名:愛蔵版 鴨川ホルモー
-
著者名:万城目 学
-
装丁:佐藤亜沙美
-
装画:塵芥居士
-
定価:6,050円(本体5,500円+税)
-
発売日:2026年6月22日(月)
-
体裁:四六判上製函入り/単行本/304ページ
-
ISBN:978-4-04-116946-9
-
発行:株式会社KADOKAWA
本日2月27日(金)より、カドストをはじめ全国の書店、一部ネット書店にて予約受付が開始されています。
作品情報ページはこちらです。
愛蔵版 鴨川ホルモー
著者プロフィール
万城目 学(まきめ まなぶ)氏は、1976年大阪府生まれ、京都大学法学部卒業の作家です。2006年に『鴨川ホルモー』でボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビューして以来、その独特な世界観とストーリーテリングで数々の人気作を発表し続けています。主な小説作品には、奈良を舞台にした『鹿男あをによし』、大阪を舞台にした『プリンセス・トヨトミ』、滋賀を舞台にした『偉大なる、しゅららぼん』など、関西を舞台にした作品が多く、それぞれの土地に根ざした物語を紡ぎ出してきました。また、『鴨川ホルモー』のスピンオフ作品である『ホルモー六景』も人気を博しています。近年では、2024年に『八月の御所グラウンド』で第170回直木三十五賞を受賞し、その文学的評価と人気を不動のものとしました。万城目学氏の作品は、常に読者に驚きと感動を与え続けています。
結びに
万城目学氏の作家生活20周年を記念する『愛蔵版 鴨川ホルモー』は、長年のファンの方々はもちろんのこと、まだこの名作に触れたことのない新しい読者の方々にとっても、その魅惑的な世界に飛び込む絶好の機会となるでしょう。豪華な装丁と、万城目氏が20年の時を経て語る「あとがき」によって、作品の新たな魅力が発見され、より深く物語を味わうことができることに期待が高まります。この特別な愛蔵版を手に取り、京都の街で繰り広げられる奇妙で熱い青春を体験してみてはいかがでしょうか。


