40・50代の2人に1人が直面する「ミッドライフ・クライシス」に光を当てる一冊――林伸次氏の著書『おじさんになっても』が2026年8月21日に刊行

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40・50代の「ミッドライフ・クライシス」とは

現代社会において、40代、50代の中年期に差し掛かる多くの方々が、仕事での立場や体力、感覚の変化、家庭での役割の変化といった、特有の悩みや葛藤に直面しています。これは近年、「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」として広く認識されるようになりました。

野村総合研究所が実施した調査では、40歳から59歳の正社員男女2,060人を対象とした結果、実に53.0%が「ミッドライフ・クライシスに直面している」または「直面しているかもしれない」と回答しています(※)。人生の折り返し地点を過ぎた時、どのように年齢を重ね、これからの人生を歩んでいくべきかという問いは、多くの方にとって切実なテーマとなっているのです。

※出典:野村総合研究所「就労者の『ミッドライフクライシス』に関する調査」、2025年1月実施

渋谷で29年、大人の人生を見つめ続けてきた著者の視点

本書『おじさんになっても』を執筆したのは、渋谷で29年間続くワインバー「bar bossa」の店主である林伸次氏です。林氏は、そのバーカウンターの向こう側で、多くの大人たちの人生模様を長年にわたり見つめてきました。勢いよく活躍する人、社会的な地位を築いた人、あるいは人生の岐路に立つ人など、様々な姿がありました。

林氏自身も現在57歳を迎え、自身の記憶力や流行への感度の変化を感じることがあるといいます。「知らないうちに、嫌われるおじさんになっていないだろうか」「これから、どう歳をとっていけばいいのだろう」といった問いは、林氏自身が抱き、そして本書を執筆するきっかけとなりました。

書籍『おじさんになっても』表紙

「おじさん」の「あるある」をユーモラスに考察

本書では、SNSでの振る舞い、言葉遣い、恋愛、服装、体臭、お酒、そして若い世代との距離感といった、年齢を重ねる中で誰もが一度は気になるであろうテーマが取り上げられています。しかし、本書は「若者に嫌われないためのマナー本」ではありません。

若い世代におもねることなく、また自分たちの常識を押しつけるのでもなく、自分と相手との間に適切な距離感を意識することの重要性を、林氏自身の失敗談やバーで出会った人々のエピソードを交えながら、ユーモラスに考察しています。

本書で扱われるテーマ例

人生後半に「新しい居場所」を見つけるヒント

本書の最終章では、会社という枠を超えた「新しい居場所」を見つけることについても深く考察されています。特に注目すべきは、2025年に大きな話題を呼び、note主催「創作大賞2025」で入賞を果たした記事「日本で一番わかりやすくてためになる小さな飲食店の始め方 300万円でお店をやろう」が本書に収録されている点です。

これは、読者全員に飲食店開業を促すものではありません。会社や肩書きに依存しない場所で人と出会い、自身の経験を活かし、新しい役割を見つけることの重要性を説いています。人生の後半を、新しい人間関係や居場所を創造する時間として捉え直すための示唆に富んだ内容です。

note創作大賞2025入賞作収録

著名人からの推薦コメント

本書は、多くの著名人からも推薦の言葉が寄せられています。その一部をご紹介します。

  • 小説家・エッセイストの燃え殻さんからは、「これはおじさんの取り扱い説明書だ」というコメントが寄せられています。

  • 『嫌われる勇気』の著者である古賀史健さんは、「紳士(おとな)であることを職業としてしまった渋谷のバーマスター、林さん。彼についていけば、ぼくらもまだ間に合うだろう」と推薦しています。

  • スープ作家の有賀薫さんは、「林さんは、女性たちが言いにくいことをやわらかく伝えてくれる、ありがたい通訳者なのです」と本書の価値を表現しています。

書籍概要

目次

  • 第1章 おじさんになってわかってきたこと

  • 第2章 やっていいこと、やらないほうがいいこと

  • 第3章 おじさんって気持ち悪いですか?

  • 第4章 歳を重ねたからこそできること

  • 第5章 新しい居場所をつくる〜小さなお店を始めるという選択

著者情報

林伸次(はやし・しんじ)氏は1969年生まれ、徳島県出身です。渋谷のワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主として知られています。レコファン、バッカーナ&サバス東京、フェアグランドでの勤務を経て、1997年に「bar bossa」をオープンしました。

2001年にはネット上でBOSSA RECORDSを開設し、選曲CDの制作やCDライナーの執筆を手がけています。また、noteやメールマガジンでは、飲食店経営や人生について綴ったエッセイが多くの読者から支持を集めています。特に、2025年にnote主催の創作大賞2025で入賞した記事「日本で一番わかりやすくてためになる小さな飲食店の始め方 300万円でお店をやろう」は、本書にも収録されています。

これまでの著書には、『世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。』『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』(以上、幻冬舎)、『結局、人の悩みは人間関係』『大人の条件 さまよえるオトナたちへ』『マスター、お酒の飲み方教えてください』(以上、産業編集センター)、『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?』(DU BOOKS)などがあります。

書籍情報

  • タイトル:『おじさんになっても』

  • 発売日:2026年8月21日

  • 刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン

  • 仕様:単行本(ソフトカバー)/208ページ

  • ISBN:978-4799333310

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人生の後半をより豊かに、そして自分らしく生きたいと願うすべての方にとって、『おじさんになっても』は、心に響くメッセージと具体的なヒントを与えてくれる一冊となるでしょう。

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