『わたしの美しい庭』とは
『わたしの美しい庭』は、マンションの屋上庭園にひっそりと佇む「縁切り神社」を舞台にした連作短編集です。生きづらさを抱えた人々が、それぞれの悩みを乗り越え、再生していく姿が繊細かつ温かく描かれています。読者の心を深く揺さぶり、多くの共感を呼んだ本作は、累計27万部を突破するベストセラーとなり、凪良ゆうさんの代表作の一つとして広く知られています。
著者の凪良ゆうさんは、『流浪の月』と『汝、星のごとく』で二度にわたり本屋大賞を受賞されました。その卓越した筆致と人間洞察力は、多くの読者を魅了し続けています。『わたしの美しい庭』もまた、その作家性の真髄を感じさせる一作と言えるでしょう。
植田たてり氏が描く、春の全面帯
本作の装画を手掛けたのは、イラストレーターの植田たてりさんです。単行本刊行時より、屋上庭園を爽やかかつ幻想的に描いたカバーデザインは高い評価を受けています。今回の再展開に合わせて、植田さんにより新たに春をイメージした全面帯が作成されました。

この全面帯には、桜、梅、桃、すももの花が色鮮やかに描かれており、まさに春爛漫の装いとなっています。作品が持つ希望や再生のテーマと、春の芽吹きが重なり合い、読者に新たな感動をもたらしてくれるに違いありません。カバーにはマットPPが使用されており、シックな手触りと落ち着いた佇まいを演出しています。また、タイトル部分にはつや消しの金箔加工が施され、全体として上品なトーンに仕上がっています。

デザインはbookwallさんと植田たてりさんの共同によるもので、細部にまでこだわりと「たくらみ」が詰まっているとされています。この美しい全面帯は、作品の世界観をさらに深め、読者の心に強く訴えかけることでしょう。
重版決定と全国展開
今回の全面帯の完成に合わせて、重版も決定しました。これにより、『わたしの美しい庭』は、オールタイムベストの一作として、2026年3月中旬より全国の書店で再び大きく展開されます。春の読書シーズンに、多くの人々にこの作品が届けられることが期待されます。

書誌情報
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タイトル:『わたしの美しい庭』
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著者:凪良ゆう
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本体価格:814円(税込)
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発売:2021年12月
関連リンク
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書誌ページ:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8101435.html
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Amazon:https://amzn.asia/d/086nLZJt
凪良ゆうさんが描く、生きづらさを抱えた人々の心に寄り添う物語『わたしの美しい庭』。新たな春の装いをまとったこの一冊は、きっと多くの読者に希望と癒しを届けてくれることでしょう。まだ読んだことのない方も、すでに作品のファンの方も、この機会にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。


